情緒面のサポートだけではなく、学習面や心と身体、ご家族のことまで、気持ちの面から実質的なことまで切れ目なく対応します。インテリアやファッションのように、学ぶことやライフスタイルをコーディネーションすると思っていただくと良いでしょう。関わった結果、最終的に学校という機関で学ばれるお子さんも多いですが、学校「復帰」ではなく、学びの選択をお手伝いします。
こんなことで困っていませんか?
- 原因が思い当たらないけれども学校に行かなくなった
- 「学校に行きたくない」と言いながら通っている
- 宿題を終わらせるのに時間がかかる・あまり言うと嫌いになりそうで対応に困っている
- 特定の科目や先生が苦手で、それをきっかけに学校に行かなくなった
- こだわりがあり、必要な声かけもイライラで返される
- 子どもの生活リズムが乱れている・不安が大きい
- ゲームと漫画ばかりで外に出たがらない
- 子どもは元気なのでフリースクール等に行けばよいと思うけれども興味を持たない
- 学校に子どもの困り感や気持ちが理解してもらえない・「そのくらいのこと」と思われてしまう・学校からの刺激が強い
- 子どもの特性理解が人や場所によって違い、刺激になっている
- 夫婦での対応方針がどうしても合わなくて、子どもにも影響が出そう
- 自分が冷静さを保てない時がある・自分が眠れない
- 先生達と話せる機会がありそうなので、何を伝えたらよいのか整理したい
- 今度のために気を付けておきたいことを一緒に確認しておきたい
対応事例
- 夫や先生から協力を得るための伝達事項整理・お手紙作成サポート
- 子どもの行動分析と対応の具体例提示
- 塾・教材・進学先・病院・支援先の照会及び選択サポート
- 学校生活・部活・習いごととのバランス調整
- 疲れやすさや睡眠確保についての理解促進
- 支援にあたられる方のサポート
- 別室登校担当の先生・個人教室の先生から受け持ちのお子さんの対応に関する相談
【不登校・過敏さや勉強の遅れが心配】
クラスの雰囲気が合わないことから学校に行かなくなり、学習意欲を失っていたお子さん。生活の乱れを心配してご相談がありました。お母さんと継続的に話しながら、声掛けの方法やタイミングを工夫したり、個別指導計画に記載していただきたいことを一緒に考えたり、地元の支援者を探したりしながら、お子さんの理解者を増やすお手伝いをしました。お母さんの安心が増すほどにお子さんの情緒も生活リズムも落ち着き、塾の回数も増え、タブレット学習や学校のプリントを行い、先生方とのコミュニケーションも徐々に増えてきました。
【不登校・やればできるのにやらない。進学が気がかり】
テストの点は高くて部活も頑張っていたのに、ある時期から行かなくなったお子さん。学校からの期待も高く、お母さんが登校刺激に疲れてご相談となりました。能力はあるのにやるやらないのムラが大きいというつかみどころのない行動の前後を確認したり、関わりに一貫性を持たせた刺激調整に寄り添いました。進路選択の時期には、お母さまの気持ちの整理ができており、良い縁に恵まれ新天地で高校生活をスタートされるようです。
【不登校・夫婦の意見があわず変化に至らない】
学校に行かないのは甘えだという父親と、寄り添いが必要という母親で意見が合わなかったご家庭。お子さんは、心を閉ざし気味になっていました。そこで、ある簡単な提案をしたところ、お互い目的は同じだったことに気づき意気投合。そこからは、新たな取り組みが定着するようになり、自信を取り戻して自分なりの学び方を手に入れたようです。
【不登校・兄弟二人とも不安定・どうしても落ちこんでしまう】
お子さん一人は行き渋り、もうお一人は家で過ごす生活をしていたご家庭。お母さんは、お仕事やお子さんの送迎など目の前のことで精一杯の日々が続いていました。対応としては、まずお母さんに十分な肯定と共感を届けながら、お子さんの行動を一緒に分析しました。そして、お子さんに合いそうな進学先を探して、納得の進学先の見学・受験・入学までのスモールステップを伴走しました。「所属先をひとつに絞らなくていいと言ってもらえたことで気持ちが軽くなった」のだそうです。
【不登校・子どもの不安に巻き込まれそう】
子どもが強い不安を訴えるので、自分巻き込まれる。なんとかしてあげたいとも思うけれども、受け止めきれないこともある、どこまで受けてどこから直したらいいのかわからないというご相談から始まりました。まずは、浮上してくるさまざまな感情を丁寧に傾聴して感情の棚卸しのような時間を持ちました。腑に落ちた感覚を何度か味わわれた後、お子さんの言動に振り回されにくくなり、並行してお子さんの衝動的な言動が減りました。波が落ち着いたところで、地元の医療や福祉との連携を創っていきました。
学びのコーディネーションの手順
ご家族お子さまの想いを尊重しつつ、ご家族とは別の視点も持ちながらサポートさせていただきます。
*適宜、既存及び独自のアセスメントシートや分布図等を用います。
*WISC等、検査結果をお持ちの方はお知らせください。
まず、起きていることやそれに関連した様々なお困りごとをしっかりお聞きします。少し長めにお時間をいただきますがご了承ください。
お子さまの気になる行動を分析したり、関わる方々や機関それぞれの方向性を確認します。将来の自立を念頭におきながらも、約3か月先の目標を立てて変化を確認できるようにサポートプランを立てます。
優先順位の高いことや、今できていることを共有して、何をして何をしないか整理します。段階とニーズに応じて、然るべき専門家とのつながり形成、文書作成のお手伝いなどもサポートします。
対応後の反応を予測しながら、役割を分担します。関わりを共有出来ることが大人の安心感となり、そのゆとりが変化につながります。
子育ては続きますが、気持ちの持ち方や、多様な考え方を知っているかどうかで日々の暮らしがだいぶ変わります。家庭内でしっかり対応するよりも、外の力をかりて余力を維持できるようになっていただきたいと思っています。それがひとつのゴールです。
お子さまがこんなことで困っていたらまず相談
- 先生の指示が聞き取りにくい
- 頑張っても覚えられない
- ある教科だけとても苦手
- 文章が書けない
- 読み間違えや書き間違えが多い
- ノートを取るのに時間がかかる
- 集中が続かない
- 学校の勉強に意味を感じない
- 塾に行っているがあまり変わらない
- 計算にケアレスミスが多い
- 聴覚過敏
- 先生の怒る声が苦手
- 給食が苦痛
- 陽ざしがまぶしい
- 裸足が痛い
- トイレが臭い
- 約束を守れない
- 忘れ物が多い
- 学校を嫌がるが理由がわからない
- 疲れやすい
- 朝になるとお腹が痛くなる
- 友達とうまく遊べない
- いじめやいじりに合っているかも
- やけにハイになったり甘えて来る
- イライラしていることが多い
- 自分の意見を言えない
- 主張がハッキリしている
- 不登校で先生と意見がかみあわない
- 家族内で子育て観が分かれるが意見調整が難しい
- 兄弟げんかが多い
- それぞれの対応が難しい
費用のご案内
ご希望の場合は、お問合せフォームに候補となる日時を5件ほどお書きください。
ご相談対応には、メンタル面への配慮だけでなく、多角的な視点と豊富な情報を持ちつつ、その方が今必要とされていることに合わせて対応する技術が必要であると考えます。費用負担をいただき恐れいりますが、少しでも安心してご利用いただけるよう、日々新しい情報を精査し、相談援助技術の研鑽に努めております。 お顔や体のメンテナンスをされるように、心や生活スタイルも時々メンテナンスするような感覚でご利用いただければ幸いです。 オンラインでの対応が主となるため、心許なく感じられるかもしれませんが、必要なお約束事をお伝えし良好な関係構築ができるよう配慮しております。ご不安なこと、ご不明なことがございましたら、お気軽にお問合せ下さい。